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見積もりの再点検2

先日、見積もりのマイルストーンの見直しについて触れたと思うが、今日はその後の点検についてを述べたいと思う。

マイルストーンの見直しが終わったら、見積もりの作成手順、やり方を見直そう。

見積もりの作成手順や手法はどうだったか。見積書とWBS(またはタスクリスト)、単価表をもとに、振り返ってみるとよいだろう。チェックのポイントとしては、「見積もりの作成者は誰だったか」「工程の切り分け、ページ数の洗い出しは適切だったか」「プロジェクトでの単価設定の根拠」「見積もり作成、発注者への提出までにかかった時間はどのくらいか」「類推見積もりは、何を参照にしたか」などが挙げられるだろう。

こうした点検を行う中で、「犯人さがし」のような観点で考えてしまう人も中にはいるかもしれないが、そうではなく、前向きに実績を浮き彫りにしていくべきだと私は考えている。
「だいたいこうだった」と記’憶に任せるのではなく、メモやカレンタ一、メールといった履歴を参照した方が、より精度の高い見直しができると思う。