プロジェクトマネジメントという観点から、現場で行われるヒアリングの重要性が説かれています。プロジェクトのスタートとなる提案依頼書の作成でもその有効性が指摘されています。
提案書という文章では、どうしても実務優先で、具体的な項目羅列(とりわけ品質や技術面に関すること)に終始しがちですが、本当にそのプロジェクトで達成したいこと、といった根幹にかかわるような趣旨を文章で十分伝えきることは容易ではありません。
そこでその狭間を補うのがヒアリングと言われています。ここで大切なのは詰問調は避け、まず相手の意見をよく聞いたうえで、こちらの考え方の述べるというようなスタンス。そうすることで相手も話の整理ができるというもの。コミュニケーションの基本はヒアリングでも同様です。
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